5月18日、堺にある建築業者様の会社にお邪魔して家族信託と相続の勉強会を開催させて頂き、家族信託を山内が、相続と遺言については江邉が講師を務め、社長様、ベテラン営業の方、設計士さん、新入社員の方などなど約11名にご参加頂きました。
家族信託は不動産オーナー様にご提案できる活用方法が多くあります。
勉強会では、今後、認知症、軽度認知障害の患者が2025年には1300万人を超える予想があること、備えなく認知症になると法律行為ができなくなり資産が塩漬けになるリスクがあること、対策として家族信託が有用であることを認知症に不安を抱えるオーナー様とそのご家族の事例を交えながら解説し、江邉の担当する相続と贈与では不動産の関わる相続争いがいかに多いか、日本の家計が保有している資産のうち、およそ7割は不動産であること、相続争いの75%が5000万円以下の少額相続であること、それを踏まえて不動産業務に関わりの深い部分についてお話させて頂きました。
みなさま大変熱心で、和やかな雰囲気でありながら真剣に耳を傾けて頂き、新入社員の方々はこち
らの話に頷きながら聞いて下さいました。
質疑応答でも沢山のご質問を頂け、実際のエピソードなど貴重な意見を交換することが出来ました。
建築業者様も相続や信託の勉強する機会を求めているのだと肌で感じる一日でした。